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レーシック以外の近視・乱視手術

ラーセック(LASEK)/ピーアールケー(PRK)

ラーセックとピーアールケーは、通常レーシックが適応とならないか、適切でないと判断された方におすすめしているレーザー近視・乱視手術です。ラーセックまたはピーアールケーをおこなうことは、レーシックとまったく同じ治療結果を得ることができるだけでなく、レーシックが適切でないと判断された方がレーシックを受ける場合と比較して、合併症のリスクが少なく、安全性が格段に高くなるとお考え下さい


 レーシックが適応とならない場合とは?

1)角膜の厚さが薄い方
手術後の安全性を確保するためには、レーザー治療後に角膜の厚さを一定以上残さなくてはなりません。レーシックの場合は280ミクロン〜300ミクロン程度は角膜の厚さを残す必要があります。レーシックでは、フラップを作製するために厚さ約100ミクロンが必要です。角膜の厚さには個人差が大きく、薄い人はレーシックで近視や乱視を治療できる量が少なくなるためです。

2)近視や乱視の度数が強すぎる方
近視や乱視の度数が強いと、レーザー手術で角膜を切除する量が大きくなります。そのため、角膜が薄くない人でも安全基準を満たすことができず、レーシック手術ができないと判断されることがあります。

濃い青の部分:角膜フラップの厚さ
黄色の部分:レーザー照射の厚さ
薄い水色の部分:残った角膜の厚さ(280〜300ミクロン以上残す)


3)角膜の形状が特殊な方
角膜のカーブが平均的な形からかけ離れている方は、レーシックを安全におこなうことができない場合があります。医師が術前検査結果を検討して、角膜の厚さを最大限残したいと考えた時も、レーシックをお勧めしない場合があります。ラーセックやピーアールケーで、レーシックを受けた場合と同じ視力をはるかに安全に手に入れることができると判断されたからです。

3)職業やスポーツ,その他
格闘技やボクシング・ラグビーなどの激しいスポーツをおこなう方、特殊な職種の方は、レーシックが適さない場合がありえます。

 ラーセックとピーアールケー手術の方法

30秒間だけ20%アルコールを黒目の表面に接触させて(下図〈1〉)、角膜の表面にある上皮細胞をカーテンのようにはがして横にずらします(下図〈2〉)。露出された角膜実質表面にエキシマレーザーを照射し、ミクロン単位で薄く削ることで、精密に形状を変化させます(下図〈3〉)。近視の方は角膜中央部分の形状をより平坦に、遠視の方はより急峻に、乱視の方はより丸味をおびさせ、結果として角膜がピントを合わせる力(屈折力)を変化させます。ラーセックの場合は剥がした上皮細胞を広げて元に戻します。ピーアールケーの場合は剥がした上皮細胞を取り除き術後の再生を待ちます。手術は片眼5分ほどで、3日間程使用するソフトコンタクトレンズをのせて終了です。


[ 手術方法 ]



レーシック以外の手術も、レーシックと同じ治療結果が得られる、安全で有効なレーザー手術です。